読了メモ『ぼくらのリノベーションまちづくり』
鳥取では今新たなまちづくりの手法として「リノベーション」がキテる。
と思うのも、多分わたしの周りにリノベ界隈の人が多いせいだろう。
2度目の読了のこちら。
ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり
- 作者: 嶋田洋平
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2015/05/28
- メディア: 単行本
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リノベーションの本筋とわたしたちの望む生き方はリンクしている?
リノベーションという概念は建物だけではなくて、「まち」だったり、もっと言えば「働き方」や「暮らし方」にも当てはまるものだと著者は言う。
実際に鳥取市ではリノベーションスクールという、遊休不動産を利活用して新たなビジネスを生み出す実践の場を一昨年から開催している。
実際に事業化しているカフェもあり、著者の考え方も割と近いところに感じられる。
間違いなく人口減少に向かい、労働人口が減っていく日本。
高度経済成長期やバブル期のようなド派手でじゃんじゃんモノを作っていた頃とは違う今の時代。
大企業に勤めていれば安心、資格を持っていれば一生安泰、といった時代は過ぎ去った今、働き方や生き方は自分で選択できるものという考え方が台頭してきている。
一つの専業だけを持って生きていくより、小さくとも複数の仕事を持って一人が多様なスキルを持つ方向に流れていくだろう。
そして、わたし自身今後はそんな生き方を望んでいる。
今まで超絶日本的な生き方しか知らなかった、見て見ぬ振りをしていたけれど、選択していいんだ!と気付いたときから現実的に捉えるようになった。
現在絶賛無職なわたしだけど、働き方や生き方を自分で選んでいいと思ったら、もうなんでもありだ。
何をするにしても、目の前の人を大切にして、自分に正直に生きていくことだけがわたしの軸だ。
ということを改めて気付かせてくれたこの一冊。
読了メモになっていない気がするけれど(笑)、とってもオススメです!!!
リノベーションに関心がない人も、一度読んでみるとリノベーションのイメージが変わるかもしれません。